オンラインレッスンではいくつかの機材を使います。普通に受講される方はPCやスマホ、タブレットがあれば大丈夫。あとはいつもどおりの楽器と楽譜、そして譜面台を準備してください。
でももう少しでの良い音でレッスンをしたい方や、先生はどんな状況でレッスンしているのかな?という方のために、私がオンラインレッスンで使っている機材をご紹介します(PC使用向けの内容です)
良い音を録るためのマイク
普段だったら楽器そのままの音で大丈夫なのが弦楽器の長所ですが、PCの内蔵マイクだとどうしても音が変わって聞こえてしまいます。
そこで活躍するのがマイクです。と言ってもいろいろな種類があるので、どうしたら?と迷うことでしょう。
私自身は録音にも使えるもの、という理由でオーディオテクニカのコンデンサーマイクAT2050を使っています。同じシリーズでも指向性の違いや、拾う周波数によっていくつかのモデルがありますが、アコースティック向きということでこちらを購入。とてもリアルな音で録音できています。実際の音はこちらの動画から。
コンデンサーマイクのお値段はピンキリですが、とりあえずお試しであれば1万円以内のマイクでも十分だと思います。
マイクの扱いをていねいに行う必要があること(湿気と振動に弱いです)ファンタム電源が必要なこともお忘れなく。
他にも弦楽器用のピックアップマイクや、会議用のピンマイクなども使えますが、音の設定が少しややこしいかもしれません。
マイクではないですが、サイレントバイオリンやエレキバイオリンをお持ちの方なら、マイクなしでそのままセッティングした方が簡単ですね(これについてはまた別の機会に)
マイクとPCをつなぐオーディオインターフェース
PCとマイクを接続するためには、その間をつなぐ機械「オーディオインタフェース」が必要です。USB接続ができるオーディオインターフェースが便利です。
マイクを1本だけつなげるものから、大規模な録音までできるものまでありますが、安いものだとやはり1万円前後で販売されています。
私は以前から持っていたUSBミキサーで対応しています(まだオーディオインタフェースという物が登場していなかった時代の機材)LINE入力が8本まで可能なので、本格的な録音まで対応できるスグレモノです。
ケーブルやヘッドフォンほか
他に必要なものはケーブルです。私は以下の3本を使っています。
- マイク用のケーブル マイクとオーディオインターフェースをつなぐ
- USBケーブル オーディオインターフェースとPCをつなぐ
- PCからオーディオインタフェースに音を戻すためのケーブル
オンラインレッスンでは、自分の音や声が相手のマイクでも拾ってしまい、エコーのように聞こえる現象が起きます。これがなかなか厄介なため対策としてヘッドフォンを使っています。
ヘッドフォンはAKGのセミオープンヘッドフォンK240MKを使っています。セミオープン型のヘッドフォンだと、自分の演奏する声も自然に聞こえるので違和感がほとんどありません(録音だとたまに音が入ってしまいますが)このAKGのヘッドフォンは耳全体の覆うので、長時間使っていても耳たぶが痛くなりません。カナル式のイヤフォンが苦手な方にオススメです。
ヘッドフォンはオーディオインターフェースのヘッドフォン端子に挿して全体の音を聞いています。生徒さんの声も演奏も、自分の声もすべてまとめて聞こえるのでレッスンもラクチンですよ。
そして意外と忘れがちなのがマイクスタンドです。卓上型やスタンドタイプといろいろありますね。私はピアノの横にスタンドマイクを立てて、頭の少し上から音を拾っています。こちらも使うお部屋の状況に合わせて選んでください。
おまけ 照明&Webカメラ
音だけではなく映像もきれいに映りたい!という方は、照明とWebカメラを追加することをおすすめします。
私は照明に自撮り用ライトを使って、レッスン時には横から光をあてるようにしています。リングタイプだとまぶしくないので正面からあてても大丈夫。
自撮りライトには真ん中にスマホ用のホルダーがついています。実は動画撮影の時にはここにスマホをつけて、演奏と同時に撮影もしています。繰り返しますが撮影した動画はこちらから。
購入した時にはそこまで気づかなかったのですが、このライトが意外と便利で、楽譜をデータ化するための撮影や、手元を明るくしたい家事(裁縫とか書類書き)なんかにも使っています。一台持っているとかなり便利。
WebカメラはPC内蔵カメラだけでは全身を写すのがむずかしいため、必要に応じて切り替えて使っています。画像もキレイで画角も変わるので、レッスンを受けている生徒さんにも好評です。腕全体の動きや、楽器を持つ左手側も肩からスクロールまでまとめて見られますよ。
個人的には自分が受講するバロックダンスのレッスンの時に、少し高い位置に置いて、全身が映るようにすることもあります。アイデア次第でいろいろ使えます。
こんな機材を使いながらオンラインレッスンを行なっています。録音にも使えるものをそろえているので、普通にオンラインレッスンをするより少し豪華なセッティングですが、よければ参考にしてみてくださいね。


